
パイレックス(PYREX)とは?
コーニンググラスワークス(Corning Glass Works)の商標下に存在するブランド名。
その歴史をたどると、1851年 アメリカ マサチュ−セッツ州サマヴィルにてユニオングラスカンパニー(Union Glass Company)会社を設立。
1864年 会社を売却。 同年 ニューヨーク州 ブルックリン フリントガラス (Brooklyn Flint Glass Company)を買収。1868年 コーニングフリントグラスワークス(Corning Flint Glass Works)と社名を変更し、1875年 コーニンググラスワークス(Corning Glass Works)となりました。その当時は主に、鉄道信号用ガラス、医療用ガラス、温度計ガラスを製造。
1879年 世界で最初の電球がトーマスエジソン(Thomas Edison) により誕生しました。工場にて電球のガラスの供給をしたのが、ナンと!コーニンググラスワークスでした。
PYREX とは?
パイレックスの言葉の持つ意味には、色々な説があるようです。
ギリシャ語の炎(PYRO)そして、ラテン語の王(EX)を組み合わせ作られた造語説。
ランタンガラス製造のために開発した熱膨張ガラスの製品名 Nonex の exからとって作られた説。
どちらにしても、私にとってパイレックスはアメリカガラス界の炎の王さまです。
次回の PYREX:とは? 1900年代からのコーニンググラスワークスのガラス開発について紹介させて頂きます。
ココロのビタミン頂けますか?