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さあ出発デス:見知らぬ世界

December 16, 2008

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パタっ、パタットと時を刻むいつもの時計が今日も起こしてくれました。

雨雪マークの天気予報、現在3℃ の曇り空。

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きょうは地球儀をまわしてしらないトコロへ向かうことにしてみました。
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見知らぬトコロへのココロのおともには、このヒトを。

このアルミケースの中には、1933年 PILLSBURY FLOUR COMPNY から出された

フラワーを使ったレシピに、その当時の持ち主だった方のお料理メモなどが書きとめられて

います。

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走り書きのようですが、達筆さんで、お料理への愛情を強く感じます。アンティーク、ビンテージのレシピボックスをよく入手するのですが、たまに中にびっしりと素敵レシピと、お好み切り抜きなど入っていて、どこの誰だかしらない、でもその人が大切に思っていたもの

を知る事ができて、なんだかとてつもない宝物をてにした気分になります。

今回紹介させて頂いた、PILLSBURYは小麦粉の会社です、小麦粉で日々まっしろにお化粧された、世界一おいしい天然酵母のパン屋さんを知ってから、ワタシは日々起きタテにいい香りにつつまれながら、毎日おいしい朝をむかえています。ちょっととっておきで内緒にしたい、a caramel cafe の粉まみれのふぁんふぁんさんとおとものキャラメルちゃんに、

おいしいひと時いただいています。

本当にひとの手から生み出されたお料理に、ココロも体も芯からあたためてもらっています。

このレシピ達から、お料理を作ろうと考えていたのですが、最近みなさんの素敵レストランの扉を発見してから、日々満足なこころと体、いっこうにその時代のお味再現にいたりません。

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せっかくいろいろな国の人がくらす世界に住んでいるのに、いっこうに外食をしないワタシをみかねた、ものつくり人に小さな異国家庭料理の世界へ連れて行ってもらいました。

ちいさな、ルーマニア家庭料理食堂。

寒いのに、半袖を着たお兄さんウエイターがひとり、ココ何処ですか?何話してますか?

メニューよく読めません? いい空間です。キッチンでは、お母さん達が急がしゆっくり真っ白な服で調理しています。顔は笑っていないけどなんだか楽しそうデス。

まずは、本日のスープを注文:ピクルススープ

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お皿のふちについたスープの小さな具に囲まれた、偶然のキレイにドキドキ、お味はチョイすっぱ、チーズクリーミスープ。二人で一皿で十分堪能なお味。

アペタイザーが自動的に出てきます。

dscn5459小さいお皿に、コールスロー、サワークラフト、などの甘みのきいたピクルス達。

メインのアントレーは、ローストチキンとポークチョップ。

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たくさん漬込んであるのでしょうか、柔らかチキンです、マッシュポテトにグレービーソース。大きいデス。

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ブルーのバラ柄にやられてしまいました。学校の家庭科調理教室チョイスの食器達に最近ココロ奪われているのですが、まさしくこんな感じです。

ポークチョップのイメージとはかけはねれています、お味は、駄菓子屋さんとききましたが、試したところ、昔ながらのお肉屋さんのハムかつ味。

たくさん運ばれて来る赤いスープが人気のようで、透き通るきれいな色ビーツのスープでしょうか?次回訪れた時挑戦してみたいと思います。

ルーマニア家庭料理食堂、知らない国、はじめての味。チープな値段でお腹をいっぱいにして、、、のお母さん達の思いがいっぱい詰まったお店でした。

こんなお店がいいな〜と思いながら外にでると、パサパサと雨とヒョウに混ざって大きな

雪が降っています。コートの襟をたてて、

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今日はこの階段に飛び上り、おおきな雪の結晶のもっと近くへ、

さあ出発デス。

 

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MIXED MEDIA at B P M:向かうところテキアリ後編

December 14, 2008

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オハヨウございます、と起きたらすっかり夕方時間。

mixed media ショーを b p mで楽しみすぎた結果の日曜日をちょっと影響を受けてしまいました、とばかりにブイン〜ブインとジューサーで氷を砕き昨夜のショーからいただいたココロの色にあわせて、クリアガラスのゴブレットにとても繊細な氷とライムを入れ、まだまだ

つづくショーの興奮の行き場を考えながら、ゆっくりと今日は大切な飲み物をいただくように、ごくっと飲んでいます。

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mixed media と題するショーは三部構成になっており、

coexistence:carving  : Hisayasu Takashio

                          painting : Fumihiro Matsuzaki

                          music  : William Poul Delp

 

 

 

 

旧いピアノから流れるこの日のためのやさしい、ゆったりとした音が流れだし白い空間に

線を描きだしはじめ、コンコンこんと木を削りだす音が混ざりだします。ここちよい緊張感を感じ、彫刻をつくりだす音、絵を描きだす音、ピアノのをやさしくたたく音が解け合いひとりずつが違う行動をとりつくりだしながら、同じひかりの差す方向へとむかっているようにみえました。ふるいピアノは細かな内部の状態を見せながら、根のない木に水をあげ、

真っ白な紙には木炭で描きだされる、繊細でチカラ強い線がいくつも生み出され、

クライマックスはすべてがゆっくりと解け合う世界がそこに表れました。なんだろうこの

気持ち、地の下から何かがゆっくりと芽をだす瞬間にであったような感触。

total eclipse 2008: action painting bass Naoki Iwakawa

                                  piano : Carlo Altomare

                                  engine  : Hidetaka Takasaki

                                  sculptor : Muneto Maekawa

                                  drum : Yoshio Kobayashi

 

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ブンブンブウーンと裸のバイクの音、チェンソーからも違うブウイーと響く音、中身をさらけ出したピアノの内部からつくりだされるおと、そして極上のドラム、ドロッピングをはじめ、炎で描きだされる線、リハーサルありですか?と感じてしまうくらい即興観あふれるパフォーマンスなのに、ノイズに近い音や行為がまざりあい、観客のココロを引き寄せるテンポを感じました。ウルサいがここちいい絵のサーカス。

アクションペイントはじめ、パフォーマンスを観る時気になるてんがいつも一つあって、

本人がどれだけ、その世界に没頭しているか?ワタシはそこがいつも重要で、

その空間をつくりだす人に、すこしでも何かのゆれる部分を感じるとその空間の外にいる

わたしは、なんだかとってもはなれたこころを感じてしまうのが苦手で、アクションペイントやライブペインティングを遠ざけて過ごしていましたが、今回のmixed media ショー

は、すべてがココロに響いてきました、ひとりひとりの行き先がよくわかり、迷子がいない

空間でした。なにより作り手の方々の楽しい気持ちが最後まで漂っていました。

 

THE PSYCHIC PARAMOUNT

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以前ニューヨークの音楽シーンでご紹介させていただいた、サイキックパラマウントの登場です。mixed mediaショーのクライマックスはどこまでもつづく広大な空間を今音をとおして感じられるライブ。

ヨーロッパツアーを目前に控えたTHE PSYCHIC PARAMOUNT。ますます充実し、重量感ありながら、上にのぼりつめる、音つくりに向かうところテキナシ。

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たっぷり、ごちそうをいただいた ブルックリンのベットフォードにある、B P M前から

の景色のなかには、おいしい香りいっぱいのイベントから流れ出すおいしい空気が流れだしているようです。

b p m : 237 Kent Ave, Brooklyn

 

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brooklyn bug:new york vintage:アンティーク缶

September 14, 2008

 

アンティーク:缶 ビンテージ:ウッデンミルクケース

 

 White Roseの紅茶が入っていた缶。だいぶ長い間誰かと生活を共にして来たのでしょうか?   

 ホワイトローズ社の歴史をたどるとなかなか興味深いお話が沢山あるのですが、1886年に二人兄弟が伯父さんの小さな グロッサリーを引き継ぎコーン、お豆、トマトの缶三種類からのスタートだったそうです、現在ではホールセールフード  界、そしてアメリカのスーパーマーケットでは何処に行っても目にすることが出来る、低価格を追求した食品(紅茶、パ ン、缶物、冷凍食品など)をニューヨーク社を軸に展開しています(歴史をたどると話がながーくなりそうなので今回はこの 辺で)                      

 

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コレクションの小さなこだわりの一つにニューヨークで製造されたモノ達の存在があります。現地なのでありそうで、なかなか出会えない人達。ホワイトローズ缶を囲む牛乳瓶を入れていたウッデンボックスはクイーンズの牛乳屋さんのモノ。ずーっと探し求めながら今だに出会えない、ブルックリンメイドのガラス達。きっとたやすく手にすることが出来ない方が夢があっていいのかもしれません。

小さいモノ、ひとつ ひとつ 手にして光にかざしたりしながら本当の出番を待っている時を重ねたモノ達を探しています。100年を超えて存在するアンティーク達に出会うと、ご苦労様デス、これからもコレまで以上に大切にしますと誓いながら、(ガチャン、っと壊してしまった事も)あまりにめげてしまう時に勝手な迷信を作ってみました。何かが壊れたら、何か良い事が訪れる。今ではほとんど、大切なモノを壊す事はなくなり、って事は、良い事は何処へ? きっと良い事は日々訪れていてただ発見出来るか?見逃してしまっているかなんでしょうネ。

今日 小さな素敵発見ありましたか?

ココロのビタミン頂けますか? 

ニューヨークのアンティーク☆ヴィンテージ雑貨なら brooklynbug.com ☆

    

ココロのトンネル

September 9, 2008

 

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トンネルの先の景色は?

こんな感じカモ?しれない。

 

 

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ココロのビタミン頂けますか?

ココロのビタミン:空いろ

September 8, 2008

今日のブルックリンの空、ランドリーの煙突。煙突のそばの外壁の色小学校のプールの色だけどなんだかよく似合っていました。

私の仕事、郵便局までゆっくり歩いて15分って書いた事ありましたが、ゆっくりあるいたらとうていたどり着きません。

今日も素敵なモノを違う場所へお届け、郵便局はいつも長蛇の列ですが、順番を待つのも楽しみのひとつ。いろいろな人間模様、顔なじみの郵便局のスタッフの人の気げんもまちまち、でも見上げる空は、とりあえず空色描きました色。気温も暑いようで気がぬけてしまう感じ、はっきり言ってしまえば中途半端な日。私の言葉も中途半端で鼻で笑われてしまうドギマギな月曜日。

 

冷蔵庫で休憩していた、チビクッキーの時間デス。

クッキーに合わせて、カップとソーサーもチビチビデミタスカップとソーサー。ちょっとすべてがおままごと気分。

ヘーゼルアトラス社のデミタスセット、私が思うところアメリカ文化はガブ飲み、こんな小さなデミタスセットは多分人気がなかったのでは?この透け感がキレイなヘーゼルデミは刻印がないため、1946年以前に作られたモノ、アメリカのコレクターに人気なヘーゼルアトラス社の旧いモノ、コレクター本によりますと、同じ容姿で透明ガラスのモノはレアーみたい。

デミタスカップ&ソーサー きっとこのヒトも、楽しい夕食後のコーヒの時間への出番をながーく待っていたのでしょう。

大人おままごと気分で、小指なんかたてて小鳥のようにクッキーを食べる。

こんな時間もイイカモ?

ココロのビタミン頂けますか?

 

ニューヨークからアンティークのお茶時間をお届けいたします、

Brooklyn bug : New York Vintage