もう秋冬の準備の季節になりましたが、今日のブルックリン30度のなか毛皮がひかりをあびている光景は、より暑さを感じました。ここのスリフトショップの店員さんは若い人達だけ、こったデイスプレーはしないありのままの勝負なのに、私のツボによくはまります。
大好きな本を持って今夜から少しココロの旅人してきます。
今日のニューヨークブルックリンは、32度。学校も始まり、スクルーバスが待っていましたのフル活動。今日は仕入れ日和とばかりに電車に乗ってお決まりコースを回って来ました。チョット良いもの発見日。
街は、ブルックリンより暑さを感じます。何か冷たい飲み物下さいな!!!
結局、ココも、あっちも、と沢山寄り道してフリーニュースペーパーや発見もの、ついでにコーヒー豆、何故か,グリーンペッパーの瓶など抱え家にたどり着いたら、もう6時過ぎ、ミキサーに氷を入れ、コーヒーを入れ
ものすごいウルサい音と共にこのような状態で現れました。シナモンを入れて、ミルクを入れカフェオレの時間デス。
そうしたら、こんなヒトが現れて、なんだかウレシくなりました。
1900年代からのコーニンググラスワークス( Corning Glass Works )
1900年代初期コーニンググラスワークスは鉄道会社からある依頼を受けます。当時鉄道で使われていたのは、ランタンの灯かリ、ランタンの炎により熱せられたガラスが雨や雪などによる急激な温度差に耐えられず割れてしまうため、鉄道会社は割れないガラスの開発をコーニンググラスワークスに依頼、そして開発されたのが、ファイヤーガラスと呼ばれていた、温度変動や化学腐食、そして破損しずらい、風化対応の無敵なガラスを生み出しました。
これまで、キッチンウエア業界に参入していなかったコーニンググラスワークスですが、1913年7月の小さな出来事がきっかけとなり、1915年 PYREX の誕生(PYREX と商標登録)へとつながりました。
小さなきっかけとは?
コーニンググラスワークス社の新人科学者の妻、ベッシーさんは、料理の際(guemsey)のオーブンキャセロールを使っていましたが、数回オーブン料理をしただけで、どれも割れてしまったそうです。
ベッシーさんは、夫である科学者に相談します。
そして、ベッシーさんのキッチンでの実験が始まりました。まず熱膨張のガラスで作られたバッテリージャーの底を切り取ってお皿に仕立てた物でケーキスポンジを焼いてみると、
なんと、スポンジが均一に焼けていて、調理時間の短縮、スポンジがお皿から張り付かず取れ、透明なガラスのため調理中の様子(焼き具合、下側のこげ防止)をも確認できる。魔法のようなオーブン皿の発見でした。夫のリトルトンさんは、コーニング社にベッシーさんの焼いたケーキと、彼が一緒にレポートしておいた研究結果を持ち込み、研究者達がケーキを調べた結果、熱膨張ガラスのキッチンウエアーへの起用にのりだす運びとなりました。
新たなキッチンウエアー業界への挑戦、そして、新たなベイクウエアーの発明に、コーニング社は2年の月日を費やしました。
1915年 ベッシーさん念願の魔法のようなお皿、PYREXの誕生です。(PYREX と商標登録)
PYREX 第一号 は、オーブン用ガラス皿。
そのころも、今と変わらず、デパート,金物家さんで販売されていたそうです。
魔法のガラス登場以前のガラス食器は、耐久性が弱く、かけやすく、ヒビも入りやすいものでした。ちょうど
この頃大恐慌、第二次世界大戦によりあらゆる資源が不足し,耐久性を重視し、求める時代が訪れました。当時パイレックスは他社のガラス食器製品に比べ群を抜いた耐久性を発揮し、陶器、磁器、エナメル等で出来たお皿と違い、反射するオーブンの熱を吸収、このため、調理時間の短縮そして、限られたエネルギーの節約にも繋がりました。
ガラスで出来たベイクウエアー、本当に耐久性があるの???
当時の市民の実直な声でした。そこでコーニング社は、1915年スポークスマン兼広告主としてフィラデルフィア料理学校の創始者であり、グットハウスキーピングのコラムニスト等をこなす、(Sarah Tyson Rorer)を抜擢。しかし当初は、 Sarah自信、パイレックスを手にし、調理してみるまではパイレックスガラスの耐久性を信じられなかったようです。
しかし、彼女はパイレックスで料理をし、大きな確信を持ちました。そして、アメリカ全土での実演販売、促進の大きな担い手となります。
コーニング社の広告は、ガラス皿は、焼いてそのままテーブルへ、そして食べ物はより美しく魅力的になり、また調理し食品保存も可能なため、労働力と燃料等の節約になり、あなたの、そしてみんなの利益につながりす。との事でした。
コーニンググラスワークスのこの広告、市民のもとへ届いたのでしょうか?
次回のPYREX:とは?1915年から1970年のPYREXについて紹介させて頂きます。
今日の冷蔵庫の中は、だいぶ騒がしく、空っぽだった反動で今度はぎゅうぎゅう、食材確保だけでココロが満たされてしまい。まずは、ネギ瓶、ネギを刻んで、いつでも使えるように瓶に詰めておくだけーっとネギを刻み終わったら、何かを作る気力が何処かに飛んでいってしまいました。
こんな夜は、フライパンひとつと、炊飯器で作る簡単サラダパエリアの登場。
材料はいつものように、何でも大丈夫!(4人分)
お米2合、サフラン、ソーセージ1本、鶏胸肉、えび、レンテル豆(レンズ豆、ヒラマメ)、トマト1個、タマネギ1/2、にんにく1片、ローリエ1枚、白ワイン、塩こしょうオリーブオイル、ほーんのちょっとバター、そして、お好み野菜サラダ用。
ニンニクは包丁でつぶし、オリーブオイルの入ったフライパンへ、香りがたったらタマネギをいため、たまねぎに火が入ったら、小さいボールに移しておきます。次に登場切ったソーセージ、鶏肉、背わたなど取ってキレイにしたエビ、私は一匹を食べやすいように半分に切ります、短時間で、再度炊飯器で加熱するので、中まで火が通ってなくても大丈夫です。フライパンの中のエビ達にワインをふりかけ、アルコールを飛ばし、お米、炒めたタマネギ、レンテル豆、ローリエを入れ、サフラン少々(今回はパウダーのサフランを使いました。)フライパンで炒めながらよくまぜ、色が均等になったら、ほーんのちょっぴりバターを入れ炊飯器にばさっと入れたら最後にトマトの切ったものをのせて、水、または、チキンストック、ベジタブルストックを2合分の分量まで入れてください。後は炊飯器のスイッチを押すだけ。お好み野菜サラダをお皿にたくさん乗せてその上にパエリアをのせ、今回はパクチーいっぱいと檸檬をぎゅとしぼり美味しく頂きました。
パエリアの具材、きっと何でも美味しいはず!レンテル豆は食物繊維が豊富で水に戻す必要がないため、スープや、パテ、付け合わせ料理などに簡単に変身してくれる重宝さんです。
今夜もゆっくりと冷たい白ワインとサラダパエリアのゆったり時間。
パイレックス(PYREX)とは?
コーニンググラスワークス(Corning Glass Works)の商標下に存在するブランド名。
その歴史をたどると、1851年 アメリカ マサチュ−セッツ州サマヴィルにてユニオングラスカンパニー(Union Glass Company)会社を設立。
1864年 会社を売却。 同年 ニューヨーク州 ブルックリン フリントガラス (Brooklyn Flint Glass Company)を買収。1868年 コーニングフリントグラスワークス(Corning Flint Glass Works)と社名を変更し、1875年 コーニンググラスワークス(Corning Glass Works)となりました。その当時は主に、鉄道信号用ガラス、医療用ガラス、温度計ガラスを製造。
1879年 世界で最初の電球がトーマスエジソン(Thomas Edison) により誕生しました。工場にて電球のガラスの供給をしたのが、ナンと!コーニンググラスワークスでした。
パイレックスの言葉の持つ意味には、色々な説があるようです。
ギリシャ語の炎(PYRO)そして、ラテン語の王(EX)を組み合わせ作られた造語説。
ランタンガラス製造のために開発した熱膨張ガラスの製品名 Nonex の exからとって作られた説。
どちらにしても、私にとってパイレックスはアメリカガラス界の炎の王さまです。
次回の PYREX:とは? 1900年代からのコーニンググラスワークスのガラス開発について紹介させて頂きます。